EOMONTH:当月末、翌月末などを求める関数/請求書や給与明細などに便利
月末締めの翌月末払い、などというとき、カレンダーを見ながら月末を入力するのは意外に大変。
そんな時も、関数を使って求めることができます。
使うのはEOMONTH関数。
具体的な使い方についてご案内します。
EOMONTH関数
=EOMONTH(基準日,月)
まず、次のような表があるとします。
A5に記載している通り、締め日は発注日の月末、支払日は翌月末です。
まず数式を入れるのはC2のセル。
1 C2をクリック → 2 fx をクリック → 関数の挿入ダイアログボックスが表示される →
3 関数の分類:日付/時刻 → 4 EMONTH → OKをクリック(またはEMONTHをダブルクリック)
※EXCEL2007以降の場合、数式タブの「日付/時刻」から関数を選ぶ方法もあります。
関数の引数を指定
引数として指定するのは、開始日と月。
この場合、開始日はB2の発注日。当月末なので月は「0」です。
rericcaのワンポイント
翌月末なら1、翌々月末は2。例えば返品などで前月末の日付を求めたいなら -1 を指定します。
月の指定に自信がないときは、「数式の結果」を見ると、計算結果が確認できます。
「OK」を押す前だったら、修正も簡単ですね。
「OK」をクリックしたらC2は完成です。数式をC3にもコピーしておきましょう。
同じ関数を繰り返し使う
D2にも、EOMONTH関数を入力します。
今使ったばかりなので、関数の挿入ダイアログボックスー関数の分類で「最近使った関数」を選ぶと簡単に表示させることができます。
いろいろなパターンでためしてみてください。
rericcaのひとこと
EOMONTHの読みは、イーオーマンス または エンドオブマンス。
(End Of Month)
関数をはじめとした数式を使うメリットは、再利用ができること。
いったんフォームを作っておくと、作業が効率化できますね。
EMONTHは簡単な関数です。ぜひ、この機会に覚えておきましょう。
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