EDATE関数:○ヶ月後や○ヶ月前などの日付を求める方法(動画解説付き)
エクセルでは日付も計算できます。
90日後の日付を求めたい場合は、90を足せば求めることができます。
30日前の日付だったら、30をひけばいい。
A1に基準になる日付がはいっているなら、それぞれ
- =A1+90
- =A1-30 となります。
90日手形を現金化できる日を求めるのに、カレンダーを数えなくてもすみますね。
でも、3か月後の月末…などという場合、30日があったり、31日があったり、2月は28日が基本ですが、うるう年だと29日になります。
こういうときにも対応できるようにしたい!
そんなときには、関数を使います。
EDATE関数を使って日付計算
EDAE関数は、開始日から指定した「月」だけ前、または後の日に対応するシリアル値を求める関数です。
年が変わる(11月の3か月後、など)場合もきちんと計算をしてくれます。
=EDATE(開始日,月数)
まず、B3セルに1ヶ月後のシリアル値を求めます。
- B3をクリック→ fx をクリック
- 「関数の分類」を「日付/時刻」に切り替える
- 「関数名」から「EDATE」をクリックして「OK」
- 「開始日」には基準になるA1をクリック
- 「月」は1ヶ月後の場合、「1」と入力。
(1ヶ月前は-1、6ヶ月後は6) - 「OK」をクリック
これで、B3にA1の1ヶ月後のシリアル値が求められます。
このままでは、なんのことかわかりませんね。
ここで、「日付」の書式を設定します。
計算で求めたシリアル値に日付の書式を設定する
- 書式を設定したセルとを右クリック→「セルの書式設定」をクリック
- 「表示形式」のタブ、「分類」を日付にし、「種類」から設定したいものを選び「OK」
※和暦(平成○年~)にしたい場合は、「カレンダーの種類」を「ゴレゴリオ暦」から「和暦」に変更します。
1ヶ月前、6ヶ月後も同じように設定すると、次のようになります。
rericcaのひとこと
この方法を知っておくと、いろいろな場面で役立ちますね。
エクセルで日付を扱う時は、「シリアル値」で計算します。
一見、計算を間違ったかのような数値が表示されますが、あわてず書式設定で対処しましょう。
動画解説
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【講師、ITコンシェルジュ、ブロガー】
大学、専門学校の非常勤講師を経て現在はフリー。
オフィス系ソフトだけでなくIT全般の講習を中心に担当している。
ーー熊本県出身・血液型:B型・星座:うお座ーー
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