COUNTIF関数:商品名や担当者名などが指定した範囲に何個あるのかを知りたい時に使うと便利
質 問
商品名や担当者名などが指定した範囲にいくつあるかを知りたい時に使える関数はありますか?
いちいち数えるのは面倒なんですが…。
いちいち数えるのは面倒なんですが…。
rericca
そうですよね。こういう時は、COUNTIF関数がおすすめです。
今回は、国の名前で例題を作りましたので、これでやってみましょう。
今回は、国の名前で例題を作りましたので、これでやってみましょう。
COUNTIF関数とは?
COUNTIF関数は、指定した範囲の中から検索条件(探したいデータの条件)とあうものを探し、そのセルの個数を求める関数です。
=COUNTIF(範囲,条件範囲)
例題として使う表
この表を例題に、まず「Japan」が何個あるのかを E12 に求めてみましょう。
COUNTIF関数を使ってみよう
- 答えを求めるセル E12 をクリック
- fx(関数の挿入ボタン)をクリックし、関数の挿入ダイアログボックスを表示させる
- 関数の分類:すべて表示に切り替え、COUNTIFをクリック→OK
COUNTIFを効率よく探すには、文字入力を半角英数にしておいて 関数名の中をクリック→COUNTと入力
そのあと、下にスクロールしてCOUNTIFを探すのがおすすめ(一気にCOUNTIFは難しい)
- 範囲は探す対象になる表全体(今回はA1~E10)
検索条件は 文字が入力されているセルD12
- OKをクリックすると、検索条件の文字が表の中に何個あるか(今回は7個)を表示させることができます。
rericca
これを基本として覚えておけば、使える場面は多そうですね。
おまけとして、直接数式に検索文字を入れ込む方法もご紹介します。
おまけとして、直接数式に検索文字を入れ込む方法もご紹介します。
応用:COUNTIFで検索条件をセルに入力したくない場合
セル参照ではなく、検索条件を直接数式に入力することもできます。
ただ、そのまま入力しただけではうまくいきません。
数式を成り立たせるためには、「検索条件の文字列を ” ”(ダブルクォーテーション)で囲む」こと。
これがポイントです。
この ” ”で囲むというのは、文字列(文字)を使う時の条件です。
ただし、新しいバージョンのエクセルでは、自分で入力しなくても自動的に” ”を入れてくれるという便利な機能があります。
お使いのエクセルにこの機能が働かなかった時、この方法を思い出してみてくださいね。
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【講師、ITコンシェルジュ、ブロガー】
大学、専門学校の非常勤講師を経て現在はフリー。
オフィス系ソフトだけでなくIT全般の講習を中心に担当している。
ーー熊本県出身・血液型:B型・星座:うお座ーー
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